釣り好きを応援する、釣り鈎・仕掛メーカーハヤブサのオフィシャル・フィッシングサイト。

ハヤブサ
Everyone's favorite! Easy to Catch, Good to Eat.
You need to go to the field after studying on the desk for the next step.
Hokuriku's Pride. Seafood and more…
Washing instructions you MUST remember!!

「目指せ!擬似餌マスター」第3回
川畑篤孝さんに鯛ラバ入門
HEATスタッフが『無双真鯛フリースライド』で釣ってみた!

「目指せ!擬似餌マスター」

先月号では『無双真鯛フリースライド』の基礎として状況別使用法をハヤブサ・フィールドスタッフの川畑篤孝さんに公開していただいたが、今回はフィールドで鯛ラバ(タイラバ)の実地指導をしていただくことに。入門するのはHEAT新メンバー2人、そしてサポート役?ということで、おなじみのスタッフ3人も同船。果たして本命マダイは釣れるのか!?って釣果写真がすでに出てますけどね!


鳴門海峡の南側

3月28日、徳島県は鳴門海峡のすぐ南側。川畑さんとHEATメンバーは徳島県板野郡松茂町の今切川尻左岸から出船するデクスターフィッシングボートの船上にいた。前夜から明け方にかけて四国東部地方は雷をともなう激しい雨が降り、その雨を降らせた前線が通り過ぎて天候は回復したが、おかげで強い北風が吹いている。

ポイントは鳴門海峡の南側。船を流すのは四国側だったり対岸の淡路島のすぐそばだったり、潮流や水温、魚の活性に合わせてポイントをどんどん移動する。北風が強くなければ鳴門海峡北側にも船を向ける

 

ディレクター(以下:D):S君、顔色悪いですよ。

新メンバーS(以下:S):ぼぼ、僕、船にめちゃくちゃ弱くて……。

スタッフF(以下:F):実は僕も船酔い大王なんやわ。げふっ。S君、酔い止め飲んだ?

「何? こんな軟弱メンバーで鯛ラバ取材に出ること自体、間違っていない?」という疑問はさておき、
釣りを開始する直前になって、もっとショッキングな事実が判明する。

川畑篤孝さん(以下:師匠):実はですねえ、鯛ラバのシーズンにはまだ早いんです。鳴門や小豆島周辺などではまだ鯛サビキで釣る時期なんです。鯛ラバで釣果が本格化するのはゴールデンウィークのころなんじゃないかなあ?

スタッフM(以下:M):師匠、まじですか?

新メンバーC(以下:C):ええっ!? 頑張って早起きしたのに~。

D:まあ、そんなこと言わずに。頑張れば釣れるますって!
それに簡単に釣れるようでは師匠も教えがいがないですしね!

師匠:……………。

というような会話をしつつも船は鳴門海峡手前のポイントに到着。風は強いがウネリが大してないのが何よりのすくい。S君もスタッフFも今のところ船酔いの心配はなさそうだ。「ヘッドのウェイトは60g統一でいきましょう」という師匠判断のもと、まずは思い思いにフリースライドをセットする。

 

HEATメンバー タックル

「さあ、売るほどありますから!」とタックルボックスを広げるディレクター。「さあ、自分で考えてフリースライドをセットして下さい」と川畑師匠。ヘッドウェイト60gということ以外は各自の好みでセット。直感が大事なのかも!

F:Cさん、なぜその組み合わせにしたんですか?

C:えっと、無難そうな気がして。何となくカワイイし!

F:ガクッ! S君は?

S:何となくです。

D:むむむ……。

この人たち4月号のこのコーナー読んだのか?
全員VSヘッドを選んでいるのはヨシとして、川畑さんの教えでは、まずネクタイラバーはストレートでカラーはオレンジやピンクなどオールラウンドな「ぼやけ系」で釣り始め、とりあえず様子をみるのが正解なのだ。ちなみに新メンバーのS君は鯛ラバ経験わずか2、3回、Cさんに至っては、まったくの初体験なのである。

 

HEATメンバー HEATメンバー

鯛ラバ初体験のCさんは師匠の横でサオを出し「底がよく分かりません」と師匠にぼやく。
最初は左舷側に並んでいたが、その後は船を流す方向に合わせて右舷側に移動

 

ということで釣り開始!
潮はそれほど速くないが北風を受けた船はどんどん流される。ラインが斜めになりCさん、底取りが難しそう。
こんな場合は同じ60gでもシルエットが小さく水の抵抗を受けにくく早く沈むTGヘッドに交換するとよい。

なかなかアタリが出ないなか、最初にサオを曲げたのはやはり師匠だった。
残念ながらマダイではなくガシラ(カサゴ)だったが、師匠のリグがちょっと普通じゃない。

F:師匠のリグ、ラバーちぎれちゃったんですか?

師匠:いえ、低活性で食いが渋くアタリが遠いときは鯛ラバ全体のボリュームダウンさせると、食ってきやすくなるんです。

M:なるほど!

師匠 川畑篤孝

そう、川畑師匠は、あえてラバーをカットすることでガシラだが船中第1号の魚をゲットすることに成功したのだった。さすが!

「ガシラですわ」と誰よりも最初に魚の顔をみた師匠のリグにはヒミツが!
ネクタイラバーのスカートをカットしてボリュームダウン。低活性で食いが渋い日に効果があるという

ネクタイラバー

曇りがちだったお天気から快晴に変わった9時頃から魚の活性が上がってくる。
Cさんがガシラ、スタッフMはワニゴチをゲットするが、リグパターンによる差は見られない。

HEATメンバー Cさん

9時頃から快晴、風も弱くなった。船の流れが安定し底が取りやすくなったのかCさんにアタリ。
ガシラだったが鯛ラバでのファーストフィッシュ。スタッフMにはワニゴチがヒット!

 

それからしばらくアタリが途絶えたが11時前になって、左舷側で1人さびしく? サオを出していたディレクターDに突然ヒット! これが何と本命マダイ、40cmクラスと大きくはないが、この日の最長寸。ほぼ同時にCさんにもアタリがあり、これはガシラ。

HEATメンバー D HEATメンバー D

見て下さい、この笑顔! KYディレクター、マダイヒットでございます。そういえば、この人、鯛ラバけっこう得意だったなあ……

D:あはは、釣れちゃいました!

師匠:…………。このKY君め!

その後、再び魚からの反応がなくなる。それを破ったのがS君だ。心配された船酔いもなし。ついにサオを曲げる!

S:やった! 小さいけどマダイです! 実は鯛ラバでの初マダイなんです!

F:どうやって釣ったのか教えてよ!

S:えっとですね……。

川畑師匠の朝のテクニックの真逆

解説しよう! 実は川畑師匠の朝のテクニックの真逆を実践していたのだ。何とネクタイラバーの2個付け! 中通し式の『無双真鯛フリースライド』はラバーを複数個セットできるのもひとつの特長なのだ。魚の活性が高いときなど、船中の誰よりもリグを目立たせることで釣果を稼ぐことができる。ただS君がそれを知っていて、あえて低活性のこの日に実践したのか?
というのは疑問だが、とにかく結果オーライだ!

HEATメンバー S HEATメンバー S

鯛ラバ経験数回、初めてのマダイをゲットしたS君。ネクタイラバー2個付けが奏功したのか、運がよかっただけなのか分からないが、とにかくおめでとう! このようなセット方法が可能なのが『無双真鯛フリースライド』の強みなのだ

 

というわけで午後4時、HEATメンバーによる鯛ラバ修行は「めでたく?」終了したのであった。
師匠、KYなメンバーばかりですみません!また、よろしくお願いいたします。

 

鯛ラバ修行の終わり
鯛ラバ修行の終わり

中山寿キャプテンが操るデクスターフィッシングボート(携帯090-4334-8172、https://www.dexter-fb.com/)は鯛ラバを始めジギング、テンヤタチウオ、ティップラン、ノマセサビキなどにも案内。乗船場所は徳島県板野郡松茂町豊岡芦田鶴112付近

 

HEATメンバー 師匠と弟子

「僕より釣ったらアカンて、いつもいうてますやろ」「ごめんなさい、またやってしまいました」「ほんまにKY!」
「ゴメンていうてますやんか」実はこの2人、大の仲良しなのでありました