2025.06.06
2025 ONIGAKE 1Day チヌペアマッチin呉
イベント概要
-
イベント名 2025 ONIGAKE 1Day チヌペアマッチin呉 開催日 2025年6月1日(日) イベントレポート
レポート:鬼掛イベント事務局
開催日 :2025年6月1日(日)
開催場所:広島県呉市安浦町沖一帯
参加人数:28組56名
広島県呉市安浦町沖一帯にて『2025ONIGAKE 1Dayチヌペアマッチin呉』を開催いたしました。今回は呑舟丸様2艘、アクセス丸様、海遊丸様、須佐丸様、明神丸様の計6艘にご協力いただきました。このエリアは全国でも珍しく、牡蠣養殖の筏に乗ってフカセ釣りをします。
筏の設置場所によっては水深10m前後のところもあれば、水深30mとかなり深い場所もあり、そのうえ潮の流れも複雑なので釣り人の腕が試される場所でもあります。このところは釣果がよい状況が続いているとのことで、期待が高まります。※このエリアではカキ養殖の食害対策としてリリースが禁止となっており、今回は釣られたチヌの総重量での競技としました。
当日は午前4時30分より受付を開始。28組56名の方々に参加していただきました。
今回もペアマッチになりますが、釣果の偏りを考慮し釣り座はそれぞれ別のエリアになるように抽選を行いました。6時前には各船出港し、各々の持ち場へ向かっていきます。
このエリアは牡蠣筏から釣りをするため、初めて来られた方には難しく感じられるかもしれません。しかし、よく食うタイミングには底ではなく中層までチヌが浮くこともあるらしく、棚を掴めば20枚以上の大釣りになることも珍しくはないそうです。通常のチヌフカセ釣りには無い要素が絡んでくるので、より一層攻略が難しいエリアとなります。競技時間は6時間。
14時前から続々と帰港して検量を行います。
今回も釣り場により釣果に差は出てしまいましたが、多くの選手が検量に出されておりました。皆さま平均的に良く釣られており5㎏前後の検量が多い中、10kgを超える釣果の方が5名。なんと最も釣られた方は22枚で20.45㎏と素晴らしい釣果が出ていました。
当日はやはり水深がある釣り場のためか、底攻めチヌや沈め探りグレなど重量がある鈎を選択されている方が多く、エサを底に這わせて当たりを取っていたという話も多く聞こえました。優勝された方は朝の短い時合いにパターンを掴み連発されたと仰っていました。
前回の笠岡大会ではイエロー鈎を使われた方が多かったですが今回も例外ではなく、イエロー鈎で釣果を出された方も多かった印象です。表彰式では上位5組の表彰をはじめ、個人賞としてチヌの大物賞、マダイの大物賞を設けました。
各表彰を行った後はくじ引きでのお楽しみ抽選会、最後に豪華賞品を賭けたジャンケン大会と大いに盛り上がり、今大会は終了となりました。今回、運営にご協力いただいたフィールドスタッフの皆様、朝早くからご協力いただいた呑舟丸様、アクセス丸様、海遊丸様、須佐丸様、明神丸様、誠にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。大きなケースに入れられた大量のチヌは地元の方々が取りに来られ、みなさんの食卓に上がり美味しく召し上がられたとのことです。
成績(使用鈎)
優勝 三宅選手・宮脇選手ペア 25枚 22.70㎏ 沈め探りグレ、底攻めチヌ
準優勝 岸本選手・城川選手ペア 25枚 21.85㎏ 層探りチヌ
3位 深見選手・松岡選手ペア 15枚 15.15㎏ 底攻めチヌイエロー
4位 坪内選手・伴選手 ペア 17枚 14.95㎏ 底攻めチヌイエロー
5位 鎌田選手・横田選手ペア 18枚 14.63㎏ 速掛グレ・底攻めチヌイエロー大物賞
チヌ50.0cm 松田利隆 様他魚賞
マダイ62.5㎝ 三宅仁 様