2025.10.06
Team ONIGAKE 2025年度チーム鬼掛関東選抜大会
イベント概要
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イベント名 Team ONIGAKE 2025年度チーム鬼掛関東選抜大会 開催日 2025年9月28日(日) イベントレポート

レポート:東関東支部 川崎 勇
開催地:静岡県賀茂郡南伊豆町 入間の沖磯
対象魚:メジナ
大会規定:サイズ無し8尾までの総重量
利用渡船:入間荘 常進丸Team Onigake関東地区選抜大会を去る9月28日(日)に南伊豆・入間の沖磯で開催しました。
大会前は南海上に台風が3つ発生し、太平洋側の釣り場は釣りができる状況でなく開催が危ぶまれる状況でした。大会前日は少しはウネリが収まったものの依然ウネリがある状況でしたが、お昼を迎えるにつれ釣り場のウネリが収まってきました。ウネリの方向が変わったようです。船頭さんとの協議で開催が決まりました。選手の皆さん、船頭さんの願いが叶いました。
大会メンバー36名は、シード選手3名、東関東支部から12名、西関東支部から16名、スタッフ選抜5名で全国枠の4名を競いあいます。各選手の受付を終わり対戦者が決まると、午前5時過ぎから港で開会式が始まります。メーカー挨拶、井上地区長から挨拶、川崎鬼掛スタッフから競技説明を終えて、午前6時前に日吉丸と常進丸の2隻に分かれて出船しまた。
試合時間は一回戦、代表決定戦とも、3時間で1時間ハーフ(3人磯)対戦です。今の海の状況は、水温がまだ高く、エサ取り(ムロアジ・イサキ・シマアジ)が多い中、いかにメジナを拾えるか!!選手の釣技が問われます。また、磯によってメジナが全く見えない磯もあり、渋い状況での戦いもありました。一回戦が終わり、見回り船で各磯に向かうと、前日迄の状況と似た感じで、8匹リミットで重量差の磯もあれば、1匹がやっと出せた磯、全くメジナが釣れなかった磯もあり厳しい展開となり。そんな中で勝ち上がって来た選手は、色々な大会で名を馳せている面々!今年の選抜はどのブロックも見応えを感じました。
私は代表決定戦のBブロック審判として、地磯の『トウジ』へ選手と一緒に上がりました。Bブロック勝ち上がりの選手は、私が所属する東関東支部のメンバー(伊良部選手・鬼原選手・山下選手)でした。決戦の磯は一回戦では使用して無く、どんな感じになるか審判で見れるのは楽しみでした!じゃんけんで釣り座を決めます、勝った順に沖みて右側から左側へ順番に入ります。山下選手が勝って右側の船着き場に入り、続いて伊良部選手が左側へ、更にその左側へ、鬼原選手が入り、試合開始です!潮は緩く右へ流れて…泡筋が出来てる。潮色も悪くない。早々に釣れて来るのは、イサキ…海面はムロアジが縦横無尽に泳いでるのが見えてます。山下選手が、メジナを拾う釣りをしてます。規定サイズ無しのなので、当然キープ!他の様子を見ます。鬼原選手はメジナを拾ってる中で、良型をタモ入れ寸前バラシ…。残念…。真ん中の伊良部選手はイサキに悩まされてる状況です。短時間勝負の中でエサ取りが多い状況で3選手、仕掛・タナを変えて探って釣る感じでした。2クール目、沖に見えてた潮筋が地方に迫って来ました。遠投で届く位に来た時に山下選手がすかさず、キャストします!湧きグレです!そんなに波紋は大きくないですが、チャンス到来…隣の鬼原選手も気づいて遠投します。一瞬の出来事でしたが、タイミングよく山下選手が湧きグレをキャッチしてました。あっという間に、3クール目、終了間近、イサキに翻弄されてた伊良部選手が貴重なメジナをキャッチ!そして試合終了。わくわくの検量は港で行います。各船の帰港後にA~Dブロックの検量を行います。検量の結果、Aブロックは安斉選手。Bブロックは山下選手。Cブロックは増山選手。Dブロックは竹石選手が勝ち上がりファイナルの代表に決定いたしました。Dブロックでは、ジャパンカップ全国の再来、友松さん、竹石さんの戦いも実現し、2尾対3尾で竹石さんが逃げ切るシビレる試合もありました。
選手の片付けもひと段落し、14時20分ごろから表彰式・閉会式を行いました。1~4位までを決める必要があり、順位は各ブロックの選手の釣ったメジナの重量差で決定します。優勝 竹石選手、2位 増山選手、3位 安斉選手、4位 山下選手となりました。関東地区代表として4選手を称えました。昨年のファイナルに続いて、安斉・山下選手の2人は連続の出場になります。是非ともリベンジを誓って頑張ってきて頂きたいと思います。船頭を代表して入間荘の渋谷船長から挨拶、生田鬼掛スタッフから総評、メーカーから閉会の言葉をいただき無事に関東地区選抜大会を終えました。
最後になりますが、安全に配慮しスムーズな大会運営に尽力をいただいた入間荘さん、常進丸さん、本当にありがとうございました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。
優勝 竹石航大 速掛グレα広層/浅層:4・5号 速掛グレイブシ茶 広層/浅層の3号
2位 増山博幸 極軽グレ5号
3位 安斉 優 極軽グレ3・4・5号
4位 山下倫永 極軽4・5号
