Fishing Staff Report釣果レポート

2020.06.29

船・ボート

京都府

フィールドスタッフ

京都府経ヶ岬 京都経ヶ岬沖のマダラ

室田 圭吾

釣果4㎏~8㎏ 13匹

使用製品

釣果レポート

例年7月1日に解禁を迎える、京都経ヶ岬沖のマダラ。
7月から年明けの1月までのロングランで楽しめ、解禁直後のマダラは白子や真子などは持っていないが、産卵後の体力回復と冬の産卵に向かって活発に餌を食い栄養を蓄え始めているので、身の食味は一年を通して一番おいしい時期になる。7月解禁に向けて今年のマダラの状況を確認すべく、宮津養老大島港の新幸丸で6月19日に試し釣りに出かけた。
新幸丸の宮立船長は経ヶ岬のマダラのポイントを最初に見つけ、経ヶ岬沖のマダラ釣りの開拓者的な存在だ。
当日は朝5時過ぎに港を出船し、ゆっくりと走って約一時間の航程でポイントに到着。船長がポイントのベイトの状況などを確認してから投入の合図があり、一斉に仕掛を投入する。
仕掛はハヤブサ深場五目・アコウ・タラ胴突5本鈎を使用し、餌にはサンマ切り身と胴長12㎝前後のスルメイカの一匹差しを使い、仕掛の上部にはリングチェーンなどのヨリトリ器具を取り付け、ラインと仕掛に入るヨリを極力軽減させる。また、マダラは光に反応する習性が有るので、仕掛の上部にルミカライト6インチを、鈎のチモトにはケミホタル37をハリスに設置。更には、匂いと浮力による誘いが可能なスーパータコベイトを餌と一緒に差し、オモリは150号を使って釣り始める。
水深200~250mの掛けあがりを、マダラの餌となるハチメなどのベイトの状況を見ながら船長が船を流してくれるので、こまめな底取りをしてマダラのアタリを引き出していく。
最初の流しからマダラのアタリがあり、マダラ釣り初めての方がいきなり4㎏級と2㎏級をダブルで釣り上げた。オモリが海底に着いてすぐにアタリがあったそうで、他にも4㎏級のマダラが上がった。
次の流しでは、私にもアタリが有り4㎏級のマダラが海面に姿を現した。また、女性アングラーのロッドも海面に突き刺さり、当日最大の9㎏アップの大型マダラが姿を現した。
当日は潮上がりを繰り返すたびに誰かのロッドが曲がる状態が続いた。マダラ攻略のポイントはこまめな底取りを繰り返し、近くの釣人にアタリが出た時は、ラインを10mほど巻いてから底取りをし直し、餌を大きく動かすことによってマダラに餌をアピールすることだ。
餌に使うサンマは、カマの部分を残して3枚に卸し、カマの固い部分に鈎を差すようにすると、身の柔らかいサンマも鈎持ち良く使える。
この日は納竿までマダラのアタリがあり、誰かの竿が曲がる状態が続いた。サイズが例年より大きく4㎏前後が主流だったので、今年のマダラ釣りは型狙いが楽しめそうだ。
この日の私の釣果は4㎏級を主体に8㎏級も交えて13尾。試し釣りでツヌケが出来たので今年は大型マダラに期待が持てそうだ。
問い合わせ先:宮津養老大島 新幸丸(0772-28-0160)

釣行日 2020.06.19
時間帯 朝/昼
天気 晴れ
気温
水温
水質

使用タックル

ロッド:上島釣具オリジナル バトルシップ240
リール:シマノビートマスター6000
ライン:DUEL HARDCORE・X8PRO4号
オモリ:150号

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