2025.05.26

Team ONIGAKE四国 2025年度高知支部第3回大会

イベント概要

イベント名 Team ONIGAKE四国 2025年度高知支部第3回大会
開催日 2025年5月3日(土)

イベントレポート

レポート:高知支部 正岡 香奈

 

開催場所:高知県宿毛市 藻津漁港
対象魚 :チヌ
大会規定:対象魚・チヌ(キビレはOK)の25cm以上3匹の重量。
利用渡船:吉村渡船 様、西田渡船 様

 

【当日の模様】
2025年5月11日(日)
高知支部2025年度第3回大会は高知県宿毛エリアにて、会員25名、オブザーバー4名、総勢29名での開催となりました。
前々日の雨の影響で濁りが予想された宿毛湾でしたが、意外にも澄んだ海況とはいえ、最近は水温が下がり釣果も落ち気味。今回も参加者全体でかなり苦戦を強いられる展開となりました。
ある場所では潮の流れと逆向きに風が吹き、棒ウキでは全く抵抗できず。沈め釣りに切り替えるも、目の前に広がるだだっ広い瀬に何度も引っかかり、ウキを3個ロスト…。矢引きから始めて、じわじわ沈めて全層を探れるようにしてみたものの、潮の速さでかなり苦戦、潮流も複雑だったようでした。
特に悩まされたのはエサ取りのフグ。浮きの着水音だけでも集まってくるほど活発で、撒き餌の打ち分けや刺し餌(オキアミ・練り餌・コーン・サナギ)をローテーションしても、すべてフグに取られてしまう状況。それでも皆さん工夫を凝らし、遠投やエサの選択などで何とかチヌにたどり着く姿が見られました。

 

【1位の釣果詳細】
序盤はベラが連発し、撒き餌が効いてくるとフグが全層に湧く状態。遠投してもフグだらけで、あらゆるエサが通用せず、しかし「その下には必ずチヌがいる」と信じ、あえて少し沖目に撒き餌を続けてポイントを作る。
10時頃、仕掛を大きく変更しウキの浮力よりもかなり重いガンダマを段打ちした仕掛にしてフグの層を突破することに特化。
撒き餌は打たず、まず仕掛だけを投入し、ウキがシモリ始めたタイミングで撒き餌をピンポイントで投入する作戦に。
その読みが見事に的中。仕掛が底に届いた瞬間、ラインを引っ張るアタリで待望のチヌがヒット!その後も同様のアプローチで追加の3枚、計4枚のチヌを釣り上げて見事1位に輝きました。

1位の方のヒットエサはすべて「サナギ」だったそうです。
午後からの満ち込みのタイミングでようやく状況が好転し始めた場所もありましたが、そこでタイムアップ。惜しくも時間切れとなり、「もう少し時間があれば…」という悔しい声も上がりました。
今年度最後の大会ということもあり、釣果以上に盛り上がりを見せた一日でした。

次回は四国選抜、全国目指して頑張って下さい。

門田支部長から引き継いで支部の運営にご尽力いただいた本田支部長とスタッフ金田さんのお二人が今回で退任となりました。これまでありがとうございました。

 

【大会結果】
1位  井上 貴弘   3尾 3,190g  使用鈎:底攻めチヌ イエロー3号
2位  大坪 寛    3尾 2,980g  使用鈎:底攻めチヌ イブシ茶3号
3位  小松 匠    2尾 2,430g  使用鈎:層探りチヌ イブシ茶4号
4位  山本 龍広 1尾 1,630g  使用鈎:底攻めチヌ オキアミオレンジ3号
5位  安岡 典栄 1尾 1,270g  使用鈎:底攻めチヌ イエロー3号

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