【俺のベストマッチ 並木敏成編】ハヤブサバス契約フィールドスタッフが贈る、フックとワームのベストマッチ特集
第一弾は国内・世界をまたにかけて戦ってきたハヤブサバス フィールドスタッフの総帥こと並木敏成プロがお勧めするノーシンカーリグにおけるOSPワーム×ベストマッチフックをご紹介
みなさん どうも並木敏成です!
今回は自身のバスフィッシングにおいてなくてはならないツール・ハヤブサフックと、ノーシンカーリグのセッティングについてご紹介します。
並木プロが拘る理想のフックとは?
積みあげてきた経験と理想を融合した「T・N・S OFFSET」
そもそもTNSオフセットとは?
自分がプロデュースし2013年に発売した超スタンダードオフセットフック。
「10年先も通用する高い基本性能を誇る」とあるが、現に20年以上たった今もとても多くのユーザー様に支持を頂いており、この実績がフックの使い勝手の良さを表しているんじゃないかな。
その性能とは?というところであるが、やはりフックに求められる「掛かりの良さ」「深く掛かりバラしにくいこと」。これは、当初からのフッ素コーティングの使用と、鈎先の絶妙な向きによって成り立っている。
そこに、「ワームの姿勢の保持力の高さ」という性能も、Z形状クランク、アイからのクランクとベンドの位置関係により実現。
この手のオフセットフックはシャッドテールワームやスティックベイトなど、激しくキャストしたり、トゥイッチングを加えることもあるので、そこの快適さにも徹底的にメスを入れたフックである。
自身のプロデュースしたフックすべてに共通していることではあるが、そのフックにマッチする釣りに求められる要素はすべて徹底的に解明し、モノづくりに落とし込む、それがスタンダードである所以になっていると思う。
初のプロデュースフックである「WRM951」はワームの動きを最大限に活かし、フッキングにこだわった「ショートシャンク・ワイドゲイプ」コンセプトのオフセットフック。
そこから時代と共に変化する様々な状況から積み上げてきた経験と理想が融合した現代のスーパースタンダートフックのToshinari・Namiki・Standard OFFSETが誕生した。
WRM951⇒TNS OFFSET⇒TNS OFFSET(リニューアルモデル)
※リニューアルモデルはフッ素コーティングかつ、フックの弱点である錆びに強い
防錆フッ素コーティング採用
並木プロおすすめのワームセッティングは?
さて、ここのところの自分や周りの釣果を含めて、一番のお勧めは
TNSオフセットシリーズにO.S.Pドライブシャッドのノーシンカーリグ
サイズ感でいうと、意外かもしれないがオカッパリ、ボート問わずドライブシャッド6インチの釣果報告がズバ抜けて多い。
そんなドライブシャッド6“にはTNSオフセット6/0、または7/0のセットが基本。
ドライブシャッド4.5"は5/0がマッチする。
ドライブシャッド4“には3/0、
ドライブシャッド3.5“にはTNSオフセット1/0、
そして、フックの違和感を消したい時、フィールドのバスのサイズによってフックサイズを1番手下げたり、逆に1サイズ大きなものを使ったりもする。
少しボディに厚みがあり、すっぽ抜けがちなワームに対しても、TNSオフセットであればワイドなゲイプ形状により高確率でフッキングが決まる。
シャッドテールワームで多用されるスキッピングなど、ハードな使用においてもワームがズレにくく、まっすぐな姿勢のままでのアプローチが出来ること。
ズレよってバランスを崩しやすいシャッドテールの泳ぎもいかなる時でもキープできる、まさにパーフェクトなフックといえるだろう。
また、TNSオフセットはワイドゲイプなフックゆえ、フックのシャンク部分がオモリとなり、低重心になりワームが回転しない。
そしてさらにドライブシャッド、ドライブスティック独自の腹に多く塩を入れる低重心設計と相まって、ノーシンカーリグでもフォール時に自発的に誘うシミーフォールが発現する。
つまり、アクション面においてもメリットがあるということ。ぜひフックチョイスにこだわってみていただきたい。
その他おすすめノーシンカーリグセッティング
ほかにも、これからの時期より効果的になってくるノーシンカーリグのセッティングをご紹介しよう。
・ドライブクローラー
3.5“→TNSオフセット4または3
4.5“→TNSオフセット1/0または2/0
ノーシンカーi字引き、これはダウンショットリグでも有効なセッティング。
・ドライブショット
こちらは定番バックスライド系セッティング。逆刺しすると自らカバー内に侵入するバックスライドフォールを披露するが、これもワイドゲイプなフックがキモなんだよね。
4“→TNSオフセット2/0
4.5”→TNSオフセット4/0
ワームフックは重要な要素
このように、ワームフックというものは魚に最も近く、ワームのアクション、フッキング率まで大きく左右する大事な要素なので、ぜひ意識してみてほしい。
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